金属粉末|超入門編①「金属粉末って何?」を超シンプルに、どこよりもわかりやすく解説する!

こんにちは、よしざわです。

今回は金属粉末初心者に向けて、「金属粉末って何?」という疑問について、回答します。

そもそも世の中の99%の人が金属粉末なんて知らないし、見向きもしないことでしょう。そんな中であなたがこの記事にアクセスしてくださったのは、

「仕事で金属粉末と接点があるから調べなきゃ…」
「金属粉末の最低限の知識を覚えたい!」

そんな事情があるからではないですか?

それなら今回の記事がピッタリです。

  • 「金属粉末って何?」を一言で説明できるようになる。
  • 金属粉末の特長を学べる。


ぶっちゃけ金属粉末って、
ただの金属の粉でしょ?


たしかに見た目はそうです。

けれど実は、めっちゃ奥が深いんですよ。
とある2つの性質をあわせ持つスグレモノ!

そんな目からウロコの話を、超わかりやすく解説していきます。

今回の記事を通じて、金属粉末の基礎を知っていただくだけでなく、金属粉末についてより深く学ぶきっかけをお届けしたいと思います。「金属粉末って実は面白い!」、このワクワクを一緒に分かち合えればうれしいです。

それでは本編に入りましょう。


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「金属粉末って何?」をシンプルに理解するために必要なこと

はじめにお伝えします。普通の人から見れば金属粉末は、ただの「金属の粉」です。

けれどあなたが実務者として金属粉末に関わるのでしたら、単語の意味だけ理解しても不十分でしょう。もう一段深いレベルで金属粉末のことを知らなければなりません。これを押さえておかないと、「この金属粉末をどの会社に頼めばいいか?」「金属粉末のどの性能を重視する?」まったく判断がつかなくなりますよ。

「金属粉末って何?」、これを実務者レベルで理解するには、金属粉末の大前提を知っていただく必要があります。それは、金属粉末とは金属と粉末、この2つの性質をあわせ持つ材料だということです。


そんなの当たり前でしょ!!


そう思った方も多いでしょう。その気持ちはすごくよくわかります。私もそうでしたから。でもここであなたにお尋ねします。「金属って何?」「粉末って何?」この問いに対して、一言で説明できますか?

もしできないのであれば、続きを読んでいただく価値があります。


金属粉末を理解するには、金属と粉末、両方の知識が必要になります。これを省いていきなりネットで「金属粉末」って調べても、チンプンカンプンになっちゃいますよ。なぜなら金属と粉末、2つの知識があることを前提に金属粉末を解説している記事がほとんどですから。


ですから金属粉末のことを理解したいなら、焦る気持ちをグッとこらえて、金属と粉末のことを1つずつ押さえてください。これが最短ルートです。まずは「金属って何?」から見ていきましょう。


金属って何?

金属とは、次の3つの特長を持つ物です。この段階で暗記する必要はありません。「そうなんだ」ぐらいでOKですよ。

金属の特長
  • 力を加えて形を変えられる(伸ばす、押し固める…etc.)
  • 光沢がある(キラキラする)
  • 電気や熱を通しやすい



これらの特長を活かして、ネジを作ったり塗料や化粧品、電子部品の原料として金属が使われています。人類の発展にも大きく貢献してきました。

とはいえ金属と一言でいっても、あまりにも種類が多すぎます。例えば金や銀のようによく知っているものもあれば、ニッケルやクロム、はたまたレアメタルなど、名前を聞いたことはあるけど何に使われるか?わからないものまであります。



だから金属のことを知るには、金属の代表格を1つ覚えておけばOKです。それでは金属の代表格とは何でしょう?


そうです。です。



金属って何?を手っ取り早く理解するには、まず鉄のことを知りましょう。実際業界でも金属を分類ときに、鉄と非鉄(鉄以外の意味)の2つに分けることが多いんですよ。

まとめると、金属とは鉄に代表される金属ならではの特長を持つ物と覚えておきましょう。

鉄の特長とは、金属の3つの特長に2つ加えたこちらの5つです。

鉄の特長
  1. 力を加えて形を変えられる(伸ばす、押し固める…etc.)
  2. 光沢がある(キラキラする)
  3. 電気や熱を通しやすい
  4. 硬くて強い
  5. 磁力を通しやすい(磁石にくっつく)


あなたが何かの材料を探しているとき、この中の特長が役に立ちそうであれば、金属の出番ですよ。鉄や、主成分が鉄の金属(鉄合金と言います)は、他の金属よりも割と安い物が多いです。ぜひ金属、そして鉄をご検討ください。


粉末って何?

金属の次は、粉末です。
粉末とは、1mm以下の小さな粒の集まり*です。


粉末を語るときにポイントになるのは、この粒の小ささ(細かさ)です。小さな粒が集まることによって、大きな塊とはまったく異なる独自の特長を持つようになります。その特長とは次の3つです。
*余談ですが1mm以上の粒々は、粉末でなくボールと言います。

粉末の特長
  • 細かい(1mm〜百万分の1mm=ナノメートルまで)
  • 流せる
  • 混ぜられる


粉末の特長を活かして、小麦粉やファンデーションなど、日常生活で馴染みがある用途でたくさん使われています。ただしどの粉末もそうですが、粉末がそのまま使われることは多くありません。何かの商品の材料として使われることが圧倒的に多いでしょう。

そんな事情ですから、金属粉末がそのまま近所のお店で売られることもありませんので、私たちが知る機会もないですよね。ですが、金属という便利な物を粉末というこれまた特長ある形にすることで、さらに便利にな材料になるのです。


まとめ

今回は、金属粉末初心者目線で「金属粉末って何?」を解説しました。

金属粉末は、金属と粉末2つの特長をあわせ持った材料です。ですから、金属と粉末それぞれの定義と特長を理解することが重要です。

金属とは、鉄に代表される金属ならではの特長を持つ物質です。金属といえば鉄ですから、鉄の特長を押さえておけばとりあえず大丈夫ですよ。鉄の特長は、次の5つです。この中のどれかが使えそう!って感じたら、金属の出番ですよ!

  • 力を加えて形を変えられる
  • 光沢がある
  • 電気や熱を通しやすい
  • 硬くて強い
  • 磁力を通しやすい



次に粉末とは、1mm以下の小さな粒の集合体です。小さな粒が集まることによって、次の3つの特長を持つようになります。

  • 細かい(1mm以下)
  • 流せる
  • 混ぜられる


この特長を活かして、めちゃくちゃ薄い厚さの部品を作ったり、種類が異なる金属を混ぜて新しい材料を作ったりできるようになるのです。金属と粉末の掛け算で生まれる金属粉末は、みなさんの知らないところでめっちゃ活躍しています。ここだけの話ですが、iPhoneなどのスマホや電気自動車にも多く使われているんです。



金属粉末を学ぼうとすると、専門的な小難しい話がたくさん出てきます。けれど「エンジニアじゃない」「エンジニアだけど金属粉末のエンジニアではない」という方は、そこまで専門的な話は必要ないと考えています。まずは今日お話した「金属、とくに鉄の特長5つ」と、「粉末の特長3つ」を知ることから始めましょう。


それでは今回の記事はここまでです。次回は「金属粉末が使われるのはなぜ?」について、解説していきます。



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